人材育成プログラム(研究インターンシップ)の実施について
UMP-JUSTでは、会員企業との協働による、大学院生向けの人材育成プログラム(研究インターンシップ)を実施します。
長期(数か月)の本格的な研究インターンシップは、学生にとって、ビジネスの現場を体感し、 産業界におけるニーズを知り、実践的な研究開発スキルを深める貴重な機会となります。
2022年度において試行的にプログラムを実施し、UMP-JUSTにおける研究インターンシップの取扱いを定めました。今後、本取扱いに従って会員企業とともに産学連携による人材育成に取り組んでまいります。
【参考】2022年度の実施状況
2022年度は、会員企業である日本電気株式会社からのご提案を基に企画・調整し、大学院学生の募集・選考・受入を実施しました。
・受入人数:1名 (博士課程1年)
・受入期間:3か月
・職務概要:AI技術を用いたサービスの研究開発
参加学生からのコメント;
普段と異なる環境で職務を行うことで、知識・視野を広げたいという思いで応募しました。
本インターンでは、これまで携わっていなかった機械学習分野の研究、特に予測モデルの再学習問題の解決に取り組みました。初学者ではありましたが、充実したサポートのお陰で3か月という期間で、新しい手法の効果を実モデルで確認することができました。
私にあったレベルの課題を用意して頂き、密なミーティングのお陰で疑問の消化やモチベーション維持に繋がりました。オンラインでの業務が基本でしたが、希望次第でメンターと直に相談する機会も用意して頂きました。
本インターンを通して、企業で他分野の研究を行うとはどういうことなのかを知ることができ、機械学習分野の知識、一緒に働くことができた方々との繋がり、そして新しい環境で成果を上げることへの自信を得ることができました。