第2回ハッカソンを開催しました
2024年9月7日から8日にかけて、UMP-JUST主催ハッカソン『生成AIの未来を創る挑戦』を開催しました。
本学学生34名及びUMP-JUST会員企業およびゲスト企業から12名、合計46名の参加者により編成された学生・社会人混成の
10チームがアイデアと技術を競いました。
今回のテーマは、三菱電機株式会社様および日本電気株式会社様よりそれぞれご提案いただいた以下のテーマで開催しました。
「LLM基盤モデルを用いたゼロショット認識技術」
「国産LLM cotomiに触れてみよう」
また、以下各社様から開発環境の提供をいただきました。
日本電気株式会社提供 国産LLM cotomi
株式会社マーズフラッグ提供 AWS Bedrock
FastLabel株式会社提供 機械学習向けアノテーションデータ基盤
株式会社ギブリー提供 Azure OpenAI
なお、株式会社大塚商会様には審査にご協力いただきました。
テーマを提案いただいた各社様、開発環境の提供をいただいた各社様、審査に参加いただいたみなさま、ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。
開催レポート
◆1日目(9月7日)
ハッカソン1日目は、開会挨拶、審査基準等の説明に引き続き、チームビルディングやアイデアワークを実施しました。
各チームで自己紹介や役割を決めて、マンダラートのフレームワークやアイデアスケッチでアイデアを発散させました。昼休憩を挟みアイデアを練りつつハッカソンワークです。
各チーム、議論と開発に熱心に取り組みました。
(1日目の様子)
1日目の最後にアイデアの中間発表を実施し、各チーム2日目に向けたタスク整理等を行いました。
◆2日目(9月8日)
2日目開始からハッカソンワークです。
1日目終了後もアイデアを練ってきたチームもあり、開始早々議論が白熱していました。14時過ぎCode Freeze 暫しの休憩の後、審査会が行われました。
5分という持ち時間の中で、各チーム要点を簡潔にまとめつつ趣向を凝らした発表内容でした。発表後の質疑においても審査員からアイデアの観点・達成度に関する鋭くも温かな質問が投げかけられ、熱いやり取りが行われました。
(発表の様子)
教員、UMP-JUST会員企業及びゲスト企業から構成された審査員による審査の結果(ただしオーディエンス賞は参加者の投票)、以下のとおり各賞の受賞が決定しました。
・最優秀賞 チーム「a.s.ist-lab」
・技術賞 チーム「KOSEN-K」
・アイデア賞 チーム「Ravenclaw」
・プレゼンテーション賞 チーム「キーマン不在」
・オーディエンス賞 チーム「EasyLunch」
・特別賞(cotomi賞) 「KOSEN-K」
・審査員特別賞 チーム「EasyLunch」
審査員から各賞の授与があり、各チーム代表者からコメントが述べられました。
(最優秀賞を受賞したチーム「a.s.ist-lab」のみなさんと中村研究科長、江崎教授)
最後に情報理工学系研究科 中村研究科長より講評がありハッカソンは終了となりました。
(2日目終了後の集合写真)
さらに、場所を移して簡単な懇談会を開催しました。参加者のみなさま2日間おつかれさまでした。