東京大学発スタートアップ経営者をお招きしたセミナー『都市を再発明する―デジタル技術でエリア全体の体験価値を向上させる』を開催いたしました。学生、教職員及びUMP-JUST会員企業の方約25名が講演とディスカッションに参加しました。

　JUST倶楽部 Innovation that matters セミナーでは、若手起業家をお招きしてデジタル技術による変革、社会課題の解決について事例を紹介いただき、産官学の連携や大企業とスタートアップの協業、共創によるイノベーション創出などについてディスカッションを行っています。
　今回（第4回）は、様々な地域、エリアへの来訪者向けアプリの開発と来訪者の各種データをもとに地域／エリアマネジメントのDXと価値向上のためのソリューションを提供する東京大学発スタートアップ scheme verge 株式会社の嶂南 達貴 氏（代表取締役CEO）を講師にお招きしてご講演をいただきました。

　講演では、瀬戸内海地方のモビリティサービス事業に始まり、データを活用したエリア開発、まちづくりへとつながる同社のビジネスについての紹介がありました。
　これまでなかなかデジタル対応がなされてこなかった観光、エリア開発の領域におけるDXプラットフォームの開発や様々な具体的事例の紹介は、大変興味深い内容でした。
　また、以上のようなソリューションを提供するにあたっての同社開発アプリやビジネスモデル、今後のターゲット市場についても説明がありました。

（左図：scheme verge 株式会社の嶂南氏による講演の様子）